「神恵内2000年の森公園」駐車場に先客なし。
丸太小屋2棟、トイレともう一つ。休憩所もしくは山小屋らしき建物。
鍵は開いているが、中はコンクリート床むき出しで、腰掛けはなく、設置意図が不明。
駐車場の先の砂利道を直進で展望台広場まで歩き。
広場のブロック舗装は草に埋没。景色は駐車場と大差なし。
ここから道は遊歩道。朽ちた木製階段を登って当丸小沼へ。
太くて背の高い笹藪を広く切り開いているが、落ち葉が積り、訪問者は少なそう。
当丸小沼は小さい池といったところ。中心にポリエチレン管らしき物体が浮いて興ざめ。
その先も笹藪の中、ダケカンバの疎林の下、緩いアップダウンでトーマル川の谷へ。
水芭蕉の冬芽が水面に浮かんでいる水たまりの横を通過して川の渡渉点。
川といっても、湿地の浅い水たまりといった感じ、細い丸太が並べてある程度で浅く穏やか。
渡って間もなく当丸沼の畔。沼は一周可能ですが次回の楽しみに残して、今回は山へ直行。
まずは西斜面に取り付き、トラバース的に南方向へ斜めに登る道。笹藪伐開は広いが、足元は細い。
滑らぬよう、気を付けつつの登高。このあたりになると、もう登山道。散歩気分では登れない。
登るほどに展望が開け、沼を俯瞰。両古美山の頭越しに積丹岳と余別岳。
頂上稜線に登りきって、尾根上の笹藪を広く伐開の平坦な山歩道、風が通り汗だくには爽快。灌木が展望の邪魔。
最後、山頂部の前後に灌木の切れ目あり、で展望の場所があり。頂上広場は笹と灌木が邪魔です。
下りは北側の細尾根の上。ジグのない直線で斜度は急。転ばぬよう慎重に。
不覚にも、3回も足を滑らせ手を着いた。
急坂のおかげで、下りつつ周囲の紅葉風景を展望できて文句はない。両古美山の東に泥の木山も確認。
だんだんと斜度が緩くなり、最後は「神恵内2000年の森公園」へのアプローチ道路に出る。
あとは舗装道路を歩いて駐車場まで。
両古美山から見る当丸山
当丸山から見る積丹岳と余別岳。その下両古美山
泥ノ木山
当丸沼