登山口からは一転してダケカンバの下の笹藪の山道。ただし、こちらも笹藪の伐開幅は十分。
公共予算が入っている感触。登山者は神恵内村から歓迎されている。
しばらくは林間の平坦な道。太い笹に春の収穫を想像しつつの歩き。
やがて尾根に取り付きジグザグの道。足元には背の低い緑の林床植物が目立つ。
エゾユズリハ、イヌツゲ、アカミノイヌツゲ、ツルリンドウの彩り。
高度を上げると紅葉したツツジが鮮やか。
さらに登って、ハイマツ帯へ移行。足元には越冬に備え、葉を丸めたイソツツジ。
そのハイマツも、稜線まで上がると、背が低くなり足元一面に広がる状態。強風に波を打っている。
このへんから道は踏み跡的に。ハイマツの幹や石を踏み付けて進む。
駐車場からも目立つていた岩場を通過。遠く前方から人の声。先行のツァーの方々が下って来る。
ちょうどいい具合に、山頂との間の小さな展望広場で交差。
山頂に到着して、ちょっとした広場と標識。一休みしていると小さな雨粒がポツリ。
本日の天気予報は曇のち雨。問題は雷注意報。安全第一で下山決定。
あとは、雨が本格的になる前にと、急いで下山。でも大崩れは無かった。
帰りは古平温泉へ回り道、ところが改修工事延長につき閉館で残念、Uターンでした。