目国内岳の記録    09 03 22


道々268号線の除雪は新見温泉まで、道路脇には10台程度の駐車スペース、すでに満杯寸前。
ゲート脇を出発で雪が厚く積もった国道を北上。
左を流れるのは新見の沢川。この谷への傾斜が緩くなるところまで来ると、渡渉地点へ下る赤テープあり。
多数の踏み跡がついており、ここまでスノーシュー組はつぼ足。でも、谷へ少々下って埋り気味となり、足元装着。
渡渉地点は厚いスノーブリッジ。開口部を覗くと川の流量はそれなりにある。

渡渉の先はダケカンバの大木が主体の疎林。急斜面。でもスノーシューなら直登可能。
山スキーも時折直登。雪質は固いもののスキーアイゼンは不要。
踏み跡はあちらこちらに多数。赤テープは丁寧なくらいの間隔。
てんでに好きなコース取りで高度を稼ぐ。汗をかくけれど、爽快な登り。
登り切って、862mピーク。樹木が僅かで展望良好。ニセコ連峰と羊蹄山の連なりが圧巻。

ピーク脇の樹林帯にはツエルト1張り。先行しているパーティの休憩用
見上げると、目国内岳のピークまでのコースが一望。斜面には20人以上の人影。春のニセコの人気コース。
あとは樹林の中、平坦地歩きの雰囲気でピーク下部の樹林帯へ。
頂上岩峰直下の樹林限界まで登って、迫力の岩峰と、南斜面の湿原の遠景を撮影。本日はここで引き返し。

あとは西方向に斜上した後、862mピークへ向け滑走。
雪面はクラスト。積雪部分も薄く、スピードの出る滑走面。でも斜度は緩く楽しめる滑り。
862mピーク脇の樹林まで下って昼食、風もなく暖かくていい休憩場所。
この後862mピーク下の滑降はスピードが出る滑走面状況にしては、斜度が急過ぎてきつかった。
深雪なら楽しいロングコースであろうところを慎重に、ゆっくり。
最後。渡渉後の登り返しは、きつさ予想以下で汗をかくまでもなく終了。
雨の降り出しと同時のタイミングで麓に下って、早めの幽泉閣入浴。
それなりに、いい山行でした。


出発9:25 渡渉9:55 862mピーク10:45 岩峰直下11:35 帰着12:50

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