車の進入は除雪区間の最終人家まで、地図では二本線の表示。
そこから一本線の林道を歩きます。ゲートは送電線の真下にあり、ほぼ雪の下支柱の頭だけポツン。
本日は登山靴に山スキー、積雪は麓1m〜尾根2mくらい、表層は粉雪で軽く、下層は圧密気味で沈下抑制。
ラッセルは膝下。スキー先端沈下は5〜10cm。それほどきつくはない。
きついのは陽射し。真正面から容赦なく、サングラスをかけているのに涙が出てきます。
下を向いたり、薄目にしたり、それでも目の痛みの後遺症発生。
その代り雪と空と影の素晴らしい被写体が出現。デジカメで挑戦。
延々歩いて、土木川の林道の最深部に到着。林道は川を渡って尾根斜面を登っています。
この尾根は林道歩きの際、真正面に見えていたニセピーク。
登って、折り返し付近は崖の上。土木川の谷の広がり展望が良し。
谷の先には赤井川カルデラ盆地外輪山。大黒山が堂々と目立つ。
折り返して、しばらく進んだところから林間斜面に取り付きました。
斜面に入って、スキーの長さが登坂の邪魔で四苦八苦。
スノーシューのMさんがラッセルも、今度は後ずさりしてついていけない。
林間深雪急斜面ではスノーシューが有利を実感。
ここの急斜面で大幅にタイムロス。みなさん疲労困憊。
再挑戦の機会があっても、もうこの斜面はこりごり。別ルートです。
やっとのことで、尾根上に。この先「二つ森」が透かして見えるところまで進んで昼食。
地図では丁度576m地点。天気良好、風も上空通過で当たらない場所。
環境が良すぎて、ちょっと長居で、寒さが発生。本日ここで下山。
下山では、シールはそのまま、登山靴でのスキー操作。林間急斜面では思うようにいかず参った。
はるか昔、高校生まではエッジなし単板スキーにゴム製スキー靴で滑っていたのですが。
勘が戻ることはもうないのでしょうか。