来馬岳の記録    09 06 07

当初、鉱山町からのロングコースを計画。でも天気予報は雨時々曇。
高速走行中フロントグラスに当たる雨足は強め。
それではと、あきらめて、スキー場コースに計画を縮小。

スキー場駐車場には先客、見るからに山菜取。カッパと長靴でゲレンデへ。
こちらは登山届に記入して、ゲレンデについた踏み跡へ。本日午前中、他に登山者なし。
ゲレンデの登りでは収穫物を手に下ってくる人たちと擦れ違い。
山菜も山菜取も第一リフトまで。不思議と上部のゲレンデの山菜は僅か。
振り返ると、雲に邪魔され展望はなし。でも幸いに雨は微弱、カッパを着る着ないの境界値。

ゲレンデ最上端、登山道への入口は上のリフト終点から右手30mくらい。
ここで、山道に入る前の休憩。
山道は火山灰の空き地などを通過して、尾根道へ。
ツバメオモト、エンレイソウ、ミヤマエンレイソウ、マイヅルソウ、ノウゴウイチゴなど足元の花が徐々に増加。
目線の高さにはオオカメノキ、ヤマツツジなどの彩り、ウダイカンバにも地味ながら花房あり。
そんなことより、シラネアオイ。登るにつれどんどん増えてきます。
すぐ近くにオロフレ山があるので、比較すれば見劣るが、札幌近郊なら立派な花の山。
特に頂上直下はお花畑状態。なおこの場所、サンカヨウが蕾の状態で混在。開花までもう少し。

尾根は細くなったり、広くなったり。この時期、残雪もあり。笹がやっと立ち上がったくらいの場所が多い。
しっかりと立ち上がり、もう「タケノコ」が出ている場所はまだ僅か。
高度を上げるにつれ、斜度が徐々に上がって9合目前後が急斜面。
道は土が掘れ込み下りには尻餅の危険。ズボンの泥が対策必要。
頂上は蕗が繁茂の広場。二等三角点標石にタッチ。
東が開け、西は潅木。遠足の昼休憩にはもってこいの印象でした。

下山後、駐車場で履き替えていると、バス1台の団体。「来馬岳登山とカルルス温泉」御一行
この時間から登りとは驚き。あるいは、羽田発着の強行スケジュール登山でしょうか。
この後、 川又温泉を探索 したため、帰りは虎杖浜のアヨロ温泉。かけ流しで300円。
湯船が3つあるのに、カランは3つ。そのかわり、上がり湯の汲み場が長い。5人以上の同時使用可能。
建物には傷みあり。売り物の中には塩辛のパックやギョウジャニンニクの醤油漬け。海鮮類の冷凍。
受付の台の上にはウド、カボチャなどの天婦羅。1個100円。
温泉ファンなら大うけ間違いなしの湯でした。


出発8:10 山道入口9:10 山頂9:55 帰着11:45
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