川又温泉の記録    09 06 07


登別市幌満ダムの奥、鉱山町への舗装道を胆振幌別川に沿って上流へ。
来馬岳登山口への林道分岐(右手)を通過。橋を渡ってすぐの林道分岐(左手)へ。
入口に川又温泉への案内看板。この概略地図のとおりに林道を走行。

1車線状態の林道のところに対向車2台、擦れ違いは大変。
さらに、山菜目的で路端に駐車が5台。
林道が鷲別来馬川を渡る手前、右手に「川又温泉1.8km」の標識。
人工林の中に細い道がついているが、時間がかかりそうでパス。さらに車で奥へ。
橋を渡り、すぐに右折。1本目のカツラの大木を通過。2本目のカツラの大木のそばに駐車場。
ここまでの林道、維持管理は良好。乗用車で走行に不安なし。
駐車場の先、荒れた林道を少々歩いて、右手谷側に川又温泉への入口標識。「800m」

良く踏まれた山道を歩いて沢への下り。
沢に出ると、浅い流れながら、渡渉しなければ対岸へ行けない。
ここ迄の、標識から受ける印象は大外れ、登山靴を履いてきて良かった。
正解はピン付長靴でしょう。杖も欲しいところ。
ただし、命の危険は感じはない。水に濡れまいと無理して、転んで、怪我がせいぜい。
雑巾を持参して裸足になったほうがまだ安全。
対岸に渡って、さきほどの1.8kmの道と合流。その後はこの沢を並行に遡る道。
詰めて最後は沢に合流。川面にかすかに硫黄の臭いが立ち込め。
ここから沢歩き的な遡上が20m。突然脱衣場が出現で驚かされます。
脱衣場は2畳弱くらいの広さ。屋根は無く、入口はウェスタンドア。作られてから数年といったところ。

湯船も2畳くらい。青みがかったお湯で気泡が底から立ち上り。お湯は足元から湧き出ている。
沢への流れ出る湯のため、岩には濃緑の藻と白い沈殿物。
お湯の温度は人肌程度、これでは長時間入っても温まらない。
夏に、蚊取り線香と熊対策のラジオを持参で、ゆっくり入ることが想定されます。
それにしても、立派な道標を設置し、道と脱衣場が維持管理されている。誰がどうして。
ワケが分かりません。


駐車場出発13:20 川又温泉13:45 駐車場帰着14:10
札幌山歩(さっぽろさんぽ)ゆったり山歩で自然と仲間        札幌百山歩 inserted by FC2 system