1車線状態の林道のところに対向車2台、擦れ違いは大変。
さらに、山菜目的で路端に駐車が5台。
林道が鷲別来馬川を渡る手前、右手に「川又温泉1.8km」の標識。
人工林の中に細い道がついているが、時間がかかりそうでパス。さらに車で奥へ。
橋を渡り、すぐに右折。1本目のカツラの大木を通過。2本目のカツラの大木のそばに駐車場。
ここまでの林道、維持管理は良好。乗用車で走行に不安なし。
駐車場の先、荒れた林道を少々歩いて、右手谷側に川又温泉への入口標識。「800m」
良く踏まれた山道を歩いて沢への下り。
沢に出ると、浅い流れながら、渡渉しなければ対岸へ行けない。
ここ迄の、標識から受ける印象は大外れ、登山靴を履いてきて良かった。
正解はピン付長靴でしょう。杖も欲しいところ。
ただし、命の危険は感じはない。水に濡れまいと無理して、転んで、怪我がせいぜい。
雑巾を持参して裸足になったほうがまだ安全。
対岸に渡って、さきほどの1.8kmの道と合流。その後はこの沢を並行に遡る道。
詰めて最後は沢に合流。川面にかすかに硫黄の臭いが立ち込め。
ここから沢歩き的な遡上が20m。突然脱衣場が出現で驚かされます。
脱衣場は2畳弱くらいの広さ。屋根は無く、入口はウェスタンドア。作られてから数年といったところ。
湯船も2畳くらい。青みがかったお湯で気泡が底から立ち上り。お湯は足元から湧き出ている。
沢への流れ出る湯のため、岩には濃緑の藻と白い沈殿物。
お湯の温度は人肌程度、これでは長時間入っても温まらない。
夏に、蚊取り線香と熊対策のラジオを持参で、ゆっくり入ることが想定されます。
それにしても、立派な道標を設置し、道と脱衣場が維持管理されている。誰がどうして。
ワケが分かりません。