天候は曇り。風は無く、厳寒を予想して着込んだせいで体温上昇。
大汗をかく前に、着衣調節。上は半袖下着、Tシャツ、化繊シャツ、フリースベストの4枚。
結局これで頂上まで。2月の十勝岳連峰では考えられない軽装。
一段を登り切って、連峰の全容が出現。前十勝、十勝岳、三段山、富良野岳。180度の展望。
頂上付近には先行者多数。右手尾根上にも人影。
頂上が見えてからの登りは精神的にはきつい。あまり前を見ず、足元と左右の景色に気持ちを分散。
前方右手尾根新雪斜面に人影、次々とシュプールを描いて5本。
良く見ると、沢地形の雪は荒されてグチャグチャ。わざわざ回り込む気持は分かります。
二段の斜面になるとクラスト面に乗っている雪が薄くなり、スキーアイゼンを忘れたツケで登れない。
重いスキーを両手に、つぼ足を雪面に蹴り込んで二段の上へ。
疲れて嫌になったが、気を取り直し、再度スキーを履いて、いける所までと前進。頂上直下へ。
頂上直下斜面は、予想以上に粉雪が張り付いて、けっこう頑張れる。
いいところまで登ってから、つぼ足に。スキーはストックで持ち上げる。
頂上に登って、天候は曇りながら展望は360度。前十勝から富良野岳まで迫力の山容が連続。
風もなく、ジャケットを着込んで、ゆったりと景色堪能が出来ました。