元服山の記録    08 02 10


冷水峠は除雪状況良好でアスファルトが出ているほど。
が、両脇は除雪壁が背丈で駐車場所確保は困難。
空は快晴、峠からは赤井川のカルデラ盆地が一望でその先には羊蹄山、ニセコ連峰もクッキリ。

国道脇、東へ向う林道入口から地図にない枝林道へ、手前の山を南に巻き、元服山との間を南から北へ横切っています。
今回は、歩くスキーの長靴縛り付けをさらに改良、固定良好でとりあえずは順調。

林道をいくらか北へ下って元服山斜面が緩そうなところから取り付き。
斜面は緩そう、でも、歩くスキーのウロコでは、ズルズル後退。
アイゼン代りのUボルトを忘れたことを悔やみつつ和カンジキに履き替え。
Frさんなどのラッセルを上に見つつ最後尾から追いかけますが、背中のスキーがどうにも邪魔。
昨年の藤野富士などの勢いを、取り戻したいと、これからまた一工夫いたします。
斜面途中には台風18号の傷跡でしょう、折れた木が林立、雪の下に倒木がゴロゴロあるのも判ります。
斜度は一時急になって頂上台地へ、平坦な雑木林の中紺碧の空、本日、来て良かった。
山頂は平地GPSを頼りに辺りを見渡しましたが、三角点らしき目印はありませんでした。

小休止で次の小登山へ。まずは台地上を東方向へ。
このあたり、伐採跡の空地が時折現れ、アカエゾマツの植林の若木が頭を出している場所も。
とりあえずの目標は305mピークの南背を乗り越しで、台地斜面を下りさらに東進。
ここで、古いブル道に遭遇。それに沿って進むとこれが、だんだんと登川の谷へ下りて行きます。
勢いでそのまま下り、305ピーク手前の河原まで降り立ちました。
なお、ここで歩くスキーはデポ。

上から見えたとおり、登川の流量は僅かで簡単に徒渉可能。渡って、小登山南尾根へ取り付き。
すぐに、対岸から見えたブル道跡の続きを発見、後はそれに沿ってひたすら登り。
南斜面は陽は射してポカポカ。足元の雪には粘り気。春山のような汗をかきつつの登高です。
それも、林道が410mピーク手前で北斜面に渡って一変。
日陰の道で風が当り、途端に真冬の環境。
そのかわり、余市平野と日本海の風景が目前に展開。
左手には稲穂峠から積丹にかけての山並もはっきり見え、またまた来て良かった。
ここで、タイムアップ、林道をそれ、410mピークへ。
風を避け、登川の谷を正面に見つつ、ポカポカ陽気の中で昼食タイム。
冬で一番厳しい時期に、山中のんびり座り込んで、春山気分の休憩でした。

帰りの温泉は新装の鶴亀温泉。600円。
駐車場は混雑も、脱衣場・洗い場は余裕。温泉もいいお湯。
露天風呂と海の間に壁があるのが残念です。


出発9:00 元服山9:45 登川河原10:45 410mピーク11:30 下り開始12:00 帰着13:45


410mピークからの展望と410mピークの展望とダケカンバとカラマツ・ツルアジサイ

山を歩こう           道内の山歩

札幌山歩(さっぽろさんぽ) ゆったり山歩で自然と仲間



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