高速を使って夕張まで順調。でも一般道に下りた途端、自衛隊の部隊移動にぶつかった。
自衛隊とのつきあいは福山まで、チェーン装着駐車場に部隊集結中、やれやれ。
もうひとつ、山中走行中、鹿の交通事故死体。ただ対向車線でスムーズに通過。
なお、別の場所の道路脇で親子、こちらは平和。帰路にも土手に立つ雄と木陰に雌。
冬を前に、エゾシカが山から下りてきている模様。
剣山神社到着。その手前の神社(新興宗教らしい)では旗が林立してお祭りのよう。
駐車場には車が20台、十勝地方好天気で、みなさん考えることは同じ。
まずは本殿に参拝。さらに、お山方向にある小さめの祠にも手を合わせ出発。
登り始めは参拝の道。両脇に石仏。千手観音、弥勒菩薩、不動明王らしき姿。
さらに小さな石碑に上人の絵。弘法大師なのか。山岳信仰は神仏混交?。
石仏が途切れるころ林間を透けて剣山の斜面が見えてくる。
この斜面に取り付いてからは延々のきつい登り。
でも道の整備状況は良好。初心者にもやさしい道。信仰の山ならでは。
徐々に岩石が路面に目立ち、ロープなども。
やがて、一の森。広場に大山神の石碑。鳥取大山から分祀か?。
広場には分岐の別れ道があり、これを辿ると行き先は岩場、梯子を登り十勝平野の大展望。
続いて二の森、こちらも同様に分岐の踏み跡で、突き当たりの岩場に小さな祠。
梯子なく岩場の上に出れないので展望は狭い。日勝峠から東大雪・阿寒山地。。
三の森には分岐がなく、すぐ脇が展望岩場。ただし、ロープが張られ。近づくな。
母の胎内の標識も。ここをくぐれば、生まれ変われる?。試したのは2人。
二の森あたりから道は稜線上の岩の脇を次々と通過。岩を巻き、下り登りを繰り返し。
特に大きな一枚岩が圧巻。10m以上はありそう。
ところで、わざと岩の周囲を巻いては巡る道のつけ方は信仰・修行に関係あるのでしょうか?。
頂上へ最後の登りの前に林間のコル。一般登山道的で落ち着ける場所。昼食は下りてからここで。
新嵐山荘方面から剣山を見上げてわかったことですが、ここまで岩峰2つを通過していた。
最後の登り、ロープ、梯子の連続。杖は途中で置く羽目になります。
高所恐怖症の方は荷物も置いて行ったほうが利口。スリル大好き人間は、どうぞ岩峰上でおにぎりを食べてください。
ロープ、梯子を詰めて、最後の鎖付梯子を上がった先が恐怖の岩場。
修行には向いているのでしょうが、こういうセッティングは賛成しかねます。
もう少し安全な場所に頂上標識を設置して。そこで勘弁願いたい。
一応全員が岩峰に上がりましたが、その一段上の二等三角点にタッチしたのは半数でした。
帰りの温泉は国民宿舎新嵐山荘。260円。カランが6個のこじんまりとした浴場。
運よく到着が送迎バス発車と入れ違いで、空いており、塩素臭もなく快適。
回り道で時間・燃料のロスですが、こちらまで回ると剣山が理解できます。