やがて、雨は止み、風だけは強く。明るくなって、単独者が1839に向け通過。
昨夜は夏尾根頭にツェルトで1泊、風が強く、お湯を沸かすにも苦労したとか。
この日の午後、十勝は雨模様、山上に一人で難儀したのでは。
お隣さんが撤収作業を開始。
こちらは朝食、昨夜に続き、もちラーメン。出発したのは1時間くらい後。
夏尾根頭までの稜線、ハイマツの道。1晩経過して、回復傾向の足に容赦なく枝が当たり痛い。
いよいよ、夏尾根、上から見ると恐怖。でも一歩ずつ下るしかない。
岩場も対策に頭を悩ましていた割にはすんなり通過。
あとは、無風と好天で暑さが辛い。
はるか下の谷は霧で埋まっており、あそこまで下りれば涼しくなる。
荷物は重く足元は急傾斜。慎重に一歩一歩。
標高1305の木陰広場で一休み、さらに我慢の下りで、やっと雲の中。
湿気が今迄の辛さを緩和。でも傾斜はまだきつい。
やがて雲の下、しばらく行くと、沢の河原が、木の枝の隙間からちらちら。
傾斜が序々に緩く、笹が濃くなって、程なく上二股。
まずは、冷たい沢水をゴックリ。地下足袋へ履き替え。
沢の下りでは函の風景をデジカメでパチリ。
最後、砂防ダム下の広い河原に敷き詰められたような流れを発見。
心地の良い水流ウォーキングが楽しめます。
函見物と組み合わせれば観光ルートになりそう。
温泉は更別町老人福祉センター。公共事業の豪華建物。
350円は安い。町内65歳以上は11回券が1000円、驚くほど安い。
山を歩こう
道内の山歩
札幌山歩(さっぽろさんぽ)
ゆったり山歩で自然と仲間