尻別岳の記録    07 05 27 


奥美利河温泉宿泊で道南2山をとの計画でしたが、天気予報は雨。
ぎりぎりで宿をキャンセル。行き先を京極大沼に変更しました。
昨年秋、双葉ダムから先工事中通行止めで行けなかった再挑戦です。
ところが今回は、ダムからずっと手前で北電が通行止め、理由は書いてありません。
この道路は道々なのですが、ダム管理の管轄下に置かれたようです。
止む無く、尻別岳喜茂別コースへ。
林道を入って行くと、こちらは、喜茂別町が登山道閉鎖の立て札を立てています。
今回、これで3回目の目論見外れで留寿都側へ回りました。

留寿都コース登山口駐車場に先客なし、この日の山中の登山者は我々だけ、山菜採りは車で5台。
登り出しは小雨、降りは弱く、雨具不要、Tシャツが体温で乾く程度。
花もあり、ハクサンチドリ、フウロなども蕾が膨らんでおります。
2個のピークを越えるまでは順調でした。

最後の長大急斜度の尾根登りにかかる頃、雲が後方から湧き出し、徐々に囲まれてきます。
雲の中に入っても、黙々と登っていると、ポツポツ雨足が強くなって来、少々急いで登ります。
足下はピン付きゴム長靴、固めの土の急斜面に良く食い込みこちらは順調でニセピークへ。

ニセピークの先はほぼ水平、頂上直前で先行していた仲間が下るところと擦れ違い。
頂上では残雪が周囲を取り巻いており、濡れた手袋の中の指は寒さで痛くなるほど、一息入れてすぐ下ります。
下りになっても雨足は衰えず、Tシャツも濡れ、簡易雨具を被ってしのぎます。
急斜面は土がヌルヌルと滑りやすく、実際、2回ほど転びました。
それでも、風が弱いので、びしょ濡れは腕先だけ。
途中で道草したり、まだ余裕のある下りでした。



集合 7:00
登山口出発 9:40
頂上 11:30
下山 13:10



山を歩こう           道内の山歩

札幌山歩(さっぽろさんぽ) ゆったり山歩で自然と仲間



inserted by FC2 system