朝里天狗岳の記録    07 04 08 


魚留めの滝(標識見落とし易く駐車場なし)より300mほど定山渓側から入山しました。
車はさらに200m定山渓側に寄った、空地(多分除雪車の回転場所)に駐車しました。
道具は和カンジキ、気温が上昇し、雪が柔らかくなり、ぬかって、10cmから20cmくらい埋まります。
国道から送電線までは傾斜もきつく、とうとう半袖Tシャツ1枚になりました。

その先の経路は、等高線の混み具合から屏風岳とのコルまで回り込もうと、緩い斜面を向いました。
この一帯は、自然林の中の気分爽快となる山歩が楽しめます。
枝を透かして屏風岳が見えて来るあたりにさしかかると、斜面上に赤いテープが見え、そこから、山頂に向って直登しました。

傾斜はきつく、足元はぬかる状態のため、1歩1歩ゆっくり登ります。
やがてダケカンバ林が現れ、白い樹肌に囲まれると頂上は間もなく。

頂上へは2週間前、HさんNさんが来ているのですが、足跡はありません。
足元に古い小さな標識があるだけ、人の気配のない頂上はSさんのお気に入りです。
展望を邪魔する木がなく、あるのは北峰方面の稜線、360度−αの展望も楽しめます。
すぐに降りるのは勿体無く、30分のブランチタイムを取りました。

下る前に北峰もと、稜線の林を抜け近づくと山頂は尖って見えます。
いやな予感で恐る恐る登りましたが、雪庇はありません。
そうではなく、怖くて確認は出来ませんが、どうも断崖の手前にいるようです。
片足だけピークに乗せて北方面(朝里ダム・小樽築港)の写真を撮りました。

帰りは小金湯の黄金湯温泉旅館450円。
前回よりお湯の温度が上がっており、丁度いいくらい、ちょっとぬるめでゆったりと入れます。
カラン・シャワーは温泉使用で硫黄の臭いがします。
これが嫌という人もいますが、私は贅沢な仕掛けと思います。
浴室は広いのですが、先客は1人、途中で独り占めになり、上がるころ1人入って来る状況。
経営大丈夫なのか、なんとか存続して欲しい。 でも、混雑してもらっては困る。 そういう感じです。


道路脇より出発 09:00
朝里天狗岳山頂 10:15(30分休憩)
朝里天狗岳北峰 10:50
下山 11:20



山を歩こう           道内の山歩

札幌山歩(さっぽろさんぽ) ゆったり山歩で自然と仲間



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