ヴィーナスの丘の記録    07 02 03


昨夜は五色温泉自炊宴会、早くにダウンして布団に入り、目覚めは早朝でした。
5時頃、露天風呂に入ったのですが、屋外は吹雪です。
時々呼吸が苦しくなるほどの強風で、浴槽のお湯も熱を奪われてぬるく、早々に内風呂に引き上げました。
本日の計画は望み薄とは思いつつ、朝食を済ませて、チセヌプリスキー場へ行きました。
とりあえず、一汗かくため吹雪模様のゲレンデ脇を歩きます。
すぐに上下のコースに挟まれたダケカンバの林の中の爽快な山行となり、ゲレンデ客との遭遇もほとんどありません。

リフト終点まで来た頃、丁度天気が好転し、風はあるものの、見通しは効き、降雪もありません。
ヴィーナスの丘を目指してスキー場の裏のダケカンバ林を進みました。
時折陽も差し、シャクナゲ・ヴィーナスの丘・チセヌプリなど景色良好状態です。

疎林と雪原の快適な山歩ですが、目指す丘からは強風で雪煙が上がっております。
それでも、犬連れの単独登山者がどんどん登って、とうとうシャクナゲの頂上に黒い点となるところまで見えました。
右手方面ではチセヌプリの斜面にも3人パーティが取り付いております。
途中シールが緩んできて締めなおしていると、ゲレンデで滑っていた方2人が追って来るのが見えます。
合流して、コルへ上がりましたが、とたんに強風とクラスト面の世界です。
しばらく進んで、天候の悪化模様もあり引き返すこととしました。
それでも、下り始めには十人近いパーティと擦れ違いました。

一旦五色温泉に戻りましたが、露天風呂は朝と同様で、内風呂で温まり直しです。
行き帰りの車も舞い上がる雪に視界不良のノロノロ運転で、ニセコの高山帯はまだまだ厳しい冬状態でした。

リフト乗場出発   9:30
リフト終点     10:20
引返し地点    11:10
山歩終了     11:40



山を歩こう           道内の山歩

札幌山歩(さっぽろさんぽ) ゆったり山歩で自然と仲間



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