濃昼山道の記録 07 11 25
濃昼バス停横から濃昼峠経由一の沢まで往復しました。
体が温まり、着衣調節しているとSさんがエゾリスを発見。話声にも逃げずに固まっております。
足元にはキツネ・エゾシカ・タヌキ?の足跡。
藪の中より刈り分け道が歩き易いのは森の動物も同じ。
山道は川岸斜面を流れに沿って上流へ遡り。沢の源頭近くで斜面取りつき。
ジグを切って、尾根上へ。送電線路と再合流。
コルに登り、ここで初めて林間からコバルトブルーの海が透けて見えます。
道は送電線と一緒に海岸側斜面へ渡り込み。
送電線への障害防止のため木々が刈り払われているため眺望は良好。
海はコバルトブルー。岩礁に白く波が立ち。山肌は雪の白に木立の網目。
デジカメを取り出し、電線を避けつつボタンを押します。
反面、切れ落ちた急斜面の上、足元に何もないのはちょっと怖い。
尾根上の送電線が尾根を下り始めるところに「眺望良し」の標識。
その直下に木立に囲まれて濃昼峠。峠というよりは尾根突端。
時間もあり、そのまま通過で一の沢へ。斜面をジグザグに下り。
途中に一部、斜度が強く階段もある古道らしからぬ部分。
下って、またジグ。鹿の足跡はさらに激しく。
沢が見えて間もなく、緑の草の斜面が出現。地形・海流が暖気を残した。それとも地熱。
一の沢の渡渉点に到着、苔むした石造りの立派な橋脚が残っていました。
ここで、引き返し。
これほど順調なら滝の沢に車を置いておけば、全縦走も出来たのに、と後悔しつつ、元来た道を登り返し。
昼食は峠を通過して、急斜面の見晴らし良好の場所。
風が当らず雪もなく、穏やかで、遠く下から波の音。
下りの道は我々の足跡の上にくっきりと鹿の足跡。
本日の山中は、我々と森の動物が独占していた模様。
温泉は番屋の湯が大幅値上がりとの情報で、浜益温泉へ。
ところが営業休止中の看板、止む無く、大回りで、雪の道路を中小屋温泉へ。
空いていましたが、露天風呂にガラスが張られ温室状態、塩素臭あるなど、印象はいまいちでした。
山道入口8:25 濃昼峠9:45 一の沢10:20 濃昼峠11:00 (昼食休憩) 山歩完了12:20
山を歩こう
道内の山歩
札幌山歩(さっぽろさんぽ)
ゆったり山歩で自然と仲間