赤岩山・山中海岸の報告    06 05 03

一面のお花畑を期待して赤岩山を山歩しようと小樽オタモイへ向かいました。
もう雪が解け遊歩道が全面に出ているものと確信して、オタモイ駐車場に行きましたが、駐車場に下りる坂が崖崩れで、入口が封鎖されており、脇の遊歩道には残雪があります。
とりあえず、車を出羽三山神社に回し、赤岩山の遊歩道を歩きます。
ところが、目的の場所は雪が解けきっておらず、つぼみがパラパラあるだけで、花はまだ咲いておりません。
その先標高が上がってくるとだんだん遊歩道が消え一面の残雪となります。

今回、乾いた遊歩道ということで事前連絡したため、見込み違いの情報から軽装で参加で、運動靴で来た方は難儀したと思います。
申し訳ないことをしました。
固雪の斜面を352mピークまで登りました。
ピークから先は左右両サイドが下っている平らな尾根筋を赤岩山のアンテナ群を目指して進みます。
葉のない立ち木の間からは左にオタモイ側の海と積丹の白い山並、右側では祝津の海と余市岳などの山並が見えます。

赤岩山まではいい風景に挟まれ、快適な平地の残雪歩きで、最高点に立ちました。
夏道は最高点を迂回していますので今回が初めてとなります。
出羽三山神社に戻ると別行動で来ていた山の仲間に会うことができました。
久しぶりで会う方もおり、情報交換などいたしました。
オタモイ海岸方面にちょっと戻って、カタクリの咲いているところを見てから山中海岸に降りました。
途中の道は整備状況が悪く、残雪もあり、雪による倒木が邪魔をするなど、悪路でした。

やっとのことで到着した場所はお花畑状態で充分の見返りでした。
春の花を満喫した後、砂利の海岸で昼食です。


ウミウがいる岩礁を見ながら、味噌汁とコーヒーを沸かしました。
いろいろ差し入れをいただき、さらに風景と海風・波音がなにより御馳走の豪華な昼食です。
至福のひとときで、今までの恐縮がどこかに飛んでいく気分のよさでした。
帰りは朝里川温泉宏楽園、日帰り料金が735円に値上がりしておりました。
ただ、以前レストランだったところにソファーが置かれて休めるようになっており、それはそれでいいかなと納得の価格です。

出羽三山神社出発   8:15
赤岩山        9:15
山頂出発      9:30
出羽三山神社   10:15
山中海岸     11:20
山中海岸出発   12:30
出羽三山神社   13:15


山を歩こう           道内の山歩         道内の山歩

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