横山中岳の記録    06 06 04

三石の街外れを山側に曲がり八重桜の連なる川沿いの道を進みます。
信号を左に曲がってからが判りにくい経路でした。
小さな楕円形の看板が立っているのですが、風化して文字が消えかけています。
砂利道の先に犬のブリ−ダーの一軒屋がありその先の通り過ぎてしまいそうな脇道に入った突き当たりに牧場のバラ線が張ってあります。

牧場の斜面についたわだちを登りきったところからが登山道。植林地の日陰の道です。
すぐに自然林になりましたが、カンバとミヤコザサが多く、すっきりと快適な環境です。

道は尾根の直登っぽく、斜度もきつく、快適ではありません。
そのうえ、何度かニセピークの後の下りがあります。
特に440m地点の下りは斜度・長さがあり、気持ちを萎えさせます。
実際、そこで一人リタイアしました。
花はそこそこありましたが、アポイ岳の翌日でしたので感激は薄めです。

一旦、平地歩きがありますが、また急斜面が次々出て来、胸を突くような感じです。
最後の斜面、頂上の手前で日高の主稜線が現れました。
頂上までいくとダケカンバの新緑が展望を遮っております。
夏になるとなにも見えなくなるでしょう。

下りではきつい斜度が足に応えました。
右足の膝の側が痛み出し、無事下山できるか不安が湧いてきます。
だましだましで下りました。
牧場では馬が2頭草を食べていました。
リタイアしていた方から、牧場から見る麓の風景が欧風で素晴らしいということで、あらためて見るとなるほどと思いました。

帰りの三石温泉は相変わらず空いていましたが、何とすぐ先の道の駅の横で立派な温泉施設が建設中です。
来年からは南日高登山の帰りはここで決りでしょう。
看板には「三石こんぶ温泉」と書いてあったそうです。

牧場出発  9:55
山頂       11:35
下山       13:00


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札幌山歩(さっぽろさんぽ) ゆったり山歩で自然と仲間

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