室蘭岳(鷲別岳)・カムイヌプリの記録    06 06 11

室蘭岳南尾根コースを登り、室蘭岳頂上からカムイヌプリ頂上までを往復し、西尾根コースを下りました。
3日間雨の日が続きましたが、天気予報では室蘭は晴れということで期待して高速を走りました。
ところが登山口では霧が濃く立ち込めております。
それでも、この霧は海流のせいで、上へ行けば晴れているかもしれない、と期待して登りました。
白鳥ヒュッテまでの道路はぬかるみができています。
風が木の葉たまった水滴をパラパラ落とし小雨が降っているのと同じ状態です。
ちょっと離れたところにある木々は霧に霞んでいます。
結局、麓から山頂まで、一日中こんな状態が続きました。

南尾根コースは良く整備されております。
大きな石が階段状に敷設されているような、公共事業が入っているのではと推定されるような、良い道でした。
この道を小さく水が流れ落ちていましたが、頂上での地元の人の話ではあまり見ないそうです。
そのくらい、増水しているので、この日の水元沢コースへは行かない方が良いとのアドバイスでした。
この日は初心者の参加もありましたが、皆さん余力を残しているようで、カムイヌプリへ向かいました。
こちらの急斜面は階段もなく、直登の泥道で滑りやすい状況でした。
慎重に下りたので、ズボンのお尻が泥だらけになる災難は全員避ることが出来ました。

こちらの道は人がすくないだろうと予想して進んだのですが、いきなり25人の大集団と交差します。
カムイヌプリ側のダムからピストンの6名グループや、ロッククライミング装備の2名(山菜が目的)などそれなりに賑わっておりました。
カムイヌプリの頂上では、室蘭岳で増水の話をした単独の方と昼食タイムをとりました。
帰りでは6名グループの方が「自動販売機」となぞかけを言っていたお土産を少々いただきました。
室蘭岳への登り返しは相当にきついはずでしたが、気温が低く、風があり、順調でした。
最後の下りは欲張って西尾根コースです。
これは、正解で稜線付近は花が豊富でした。
水元沢コースに行けない分を取り返した気分です。

尾根の下りは霧で視界がなく、風も強かったのですが、体の冷却効率には良好な環境でした。
下った最後に渡渉があるのですが、増水して飛ぶ部分が出来ていました。
一人どうにも飛べず、大きな石を2個運んで足場を作りました。
やはり水元沢コースへは行かくて良かったようです。

駐車場出発      8:50
室蘭岳山頂     10:00
カムイヌプリ山頂  11:50
山頂出発      12:15
室蘭岳山頂     13:50
下山        15:30


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