黄金山の記録    06 06 18

旧道を登り新道を下りました。
当別から青山経由の道は順調で美田(ミタ)の登山口入り口を見過ごして引き返したのですが、それでも予想外に早く到着することができました。
青山側の車から見た黄金山は両側が切り立ってまるで塀のようです。
あんな山にどうやって登れるのか不思議に思えるような姿です。
美田のほうからは姿のいい独立峰の形で、安心させてくれます。
駐車場には10台近くの車があり、ログハウス風の立派なトイレ棟のテラスの手摺には「札幌登はん倶楽部清掃登山」の横断幕が下がっていました。
陽射があり暑くなりそうな気配でしたが、分岐までは気持ちのいい林間の山歩道です。

分岐からしばらく進むと背が高く太い笹の刈り分け道になります。
旧道で会った方々約10名はすべてこれを目的の人でした。
実は、我々も新道を下った後旧道を登り返しました。
尾根に取り付いてからの登りは、「夏山ガイド」で危険マークが付いているとおり、強烈でした。
胸を突くような急斜面の直登で三点支持の慎重な登りです。
要所要所にロープが張ってありなんとか登れましたが、土が濡れてぬるぬると滑りやすく木の根を頼りに足場確保の状態です。
途中にある花はシラネアオイ、オオサクラソウなどもう終わっておりました。
斜面から見おろすと緩斜面部分に雪は残っておりましたが山の上は雪解けは早いようです。
最後に岩場を渡って新道と合流です。
合流してからアズマギクなど花も豊富になりました。

慎重に「塀」の頭を歩いて行き着いた先が頂上です。
近隣地帯の見晴らしは最高でしたが暑寒別の山並みは雲に隠れ群別の頂上はチラリと見えるくらいです。
頂上も見晴らしがいいのですがハエが多いせいか、みんな、その前の岩場のほうで休んでおります。
新道は一転して人気の高い山を実感させる人の多さでした。
傾斜はきつく、旧道と違い危険とはいえませんがそれでも、難儀する道で、ロープがびっしり付いていました。
帰りは浜益・石狩経由で石狩浜の「番屋の湯」でした、評判が高いとの新聞情報が頭にあり、混んでいると嫌だなと思っていましたが比較的空いていました。
施設的には、露天風呂など良好でしたが、脱衣場が狭く、混雑している時期には避けたい温泉です。
翌日の新聞には民間払い下げの記事が載っていました。

集合    6:40
登山開始  8:40
山頂   11:00
下り   11:15
下山   13:15


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札幌山歩(さっぽろさんぽ) ゆったり山歩で自然と仲間

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