十勝岳避難小屋の報告    06 04 09

白銀荘で朝食を済ませ前十勝を目指すことで出発しました。
前日の宴会の酒が体内に残っている感じで、とても頂上までは行けそうもない気持ちです。
それでも、森の中は気持ちよく抜けれました。

森の先は窪地で森との境目にはダケカンバの若木の林です。
窪地はまばらな針葉樹の若木の林がありその先が木のない雪面となります。
あとはひたすら登りで九条武子歌碑の脇を通り、岩石がまばらに出ている緩い斜面を進みます。
ただ、体調の悪さはいかんともし難く、先頭から遠く離れてしまいました。
天気もだんだん悪化してきたころ、十勝岳避難小屋が見えてきました。

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先行者も100mくらい上で登りを止めシールを外しているようなので、小屋のそばまで行き、写真を撮って下ることにしました。
天気はさらに悪化しホワイトアウト状態になって、今まで見えていた先行者、後続者が見えません。
声は通るので、近くにいることは分かりますが。
スキーの滑りも前が見えずフラフラです。
みんなと合流して少し下がると霧はなくなりました。
小屋の付近にたまたま濃い雲がかかったのだろうと思います。

スノーシューの方がおりましたので、ゆっくりと滑っておりました。
雪質は表面だけがちょっと固くなり、その下は柔く、最中のようで最悪でした。
ちょっと力を入れるとスキーが埋まります。
みんな、ボーゲンで下りしかありません。
だまし、だまし、力を抜いてシュテムターンをするくらいのものです。
それでも、今思うと、また来たくなるコースでした。

白銀荘前出発       8:35
十勝岳避難小屋      9:50
白銀荘帰着       10:40


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