道内の山歩

積丹岳    05 09 18

西クマネシリ・ピリベツを目指しましたが、天気予報は雨です。
もう既に先行していた山の仲間の方がいるため、中止というわけにもいきません。
他のメンバーには、雨が強くなったら高原沼巡りに変更しようかと、前日連絡しておりました。
夜になって、その方から電話が入り、層雲峡方面は雨が降り出したとのこと。
高原沼の紅葉はまだで、登山客は赤岳へ行っているとの情報が入りました。
そこで行き先を天気予報では雨の上がりそうな積丹方面へ変更しました。
しかしながら結局この日は、小雨が降ったり止んだりでした。
積丹岳から余別岳を目指し国道5号・229号線を走りました。
道路からみた山は上部が雲の中でした。
国道から登山口に入る標識が折れていて見つからず、迷いました。
山中では、車はキノコ目的らしき1台だけ、登山口は車なしでした。
登山道は水が流れとなっているところが多く、私の古く傷んだ靴はすぐに浸水が始まりました。
来年にはゴアテックスの新しい靴が欲しいと実感しながら、完全満水状態の歩行となりました。

途中、小雨・霧雨が降り、風は時折木の葉に溜まった雨を落とす程度。
上にいくほど霧が濃くなってきます。(雲の中に入っている状態)
気温は高目で、Sさんはカッパを着用せず傘をさして山頂まで歩きました。
私はウィンドブレーカーを肩に掛けて歩きました。
道の両側は笹薮の壁で、景色の見通しはききません。
いつもはタケノコに目を奪われる場面ですが、さすがになにもありません。
紅葉にはまだ早く花は麓にアキノキリンソウ・エゾノコンギク・エゾゴマナがあったくらい。
標高が上がったところでは、水色のリンドウが何ヶ所か見られた程度でした。
あとはツバメオモトの青い実が目立ちました。

山頂に辿り着くと、いきなり南方向から強風です。
北斜面のゆるい風の具合からは想像できない暴風気象です。
霧(雲)が濃く、視界は20mくらい、とても余別まで藪漕ぎできる状況ではありません。
風を避け昼食を摂って下山しました。

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下りではSさんからキノコの見方の授業を受けました。
登山口で帰り支度を終え、出発直前に、ワゴン車が1台上がってきました。
今晩は小屋で宴会し、明日登る予定だそうです。
正解な選択です。
温泉は日本海ふるびら温泉「一望館」。
高校の校舎を改造した温泉で、1階面積の大半が浴室、2階はほとんどが無料休憩所という、きわめて商売気の薄い造りでした。
国道からの入り口も判りにくく、地元客ばかりの感じでした。
茶色のお湯がたっぷりあり好感の持てる温泉です。

札幌出発            5:40
積丹岳山歩開始         8:05
積丹岳山頂到着        11:12
積丹岳下山開始        11:42
登山口帰着          14:10
      日本海ふるびら温泉「一望館」




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