雷電山岩内岳縦走 05 06
車2台で交差縦走をと計画し、雷電側から登ることになりました。
雷電温泉から車(FF1000CC)で朝日温泉へ向かいましたが、
一部急勾配のため、車を降りて歩いてもらう場所がありました。
また、朝日温泉は谷間にあるのですが、そこまで下りていく道も急勾配で、登り返し不可能と判断し、坂の上の広場に駐車して坂を徒歩で下りました。
朝日温泉は営業再開に向け準備中でした。
日帰り入浴は500円とのことでした。
温泉の裏の丸太を組み合わせた橋を渡るときつい登りの登山道です。
林の中の登山道は意外に歩きやすく、2時間くらい、おおむね順調でした。
樹林限界くらいのところで10人弱のパーティが下りてきました。
前日、夕張岳のゲートが閉鎖されていたため、こちらに廻って前泊したとのことでした。
以降の山中はずっと独占状態の静かな山歩でした。
ハイマツが濃くなり足元を這っている幹で歩きにくくなってきました。
その先天狗岩は展望のいい場所で山深さを感じました。
そこからさらに中山を過ぎ登りの途中、
一人の方の足の筋肉がつりかかってしまいました。
汗をかき過ぎて血液中の成分バランスが崩れたのではということで、
前雷電で昼食し、塩分を摂取しました。
その後は大丈夫でしたから、塩分もしくは糖分不足だったのでしょう。
夏山の塩分摂取の大事さを再認識しました。
私は水道水の中に少量の塩を入れ持参しております。(一番安価)
前雷電、雷電山ともに笹藪の中の通過点広場で山頂らしくはありませんでした。
その先が、このコースのハイライトでした。
雷電山を過ぎて下り斜面からお花畑が連続で見事でした。
そしてお目当ての五つ沼へと笹藪の中の切り開かれた道を歩きます。
交差縦走の相手とはここで会い、雪渓と水たまりの情報をもらいました。
五つ沼は規模が小さくその意味では期待外れでしたが、
ショウジョウバカマが咲き高原湿地の風景としては期待通りでした。
雪渓は2ヶ所残っていましたが、縦に短く滑落事故の心配などはありません。
雷電側の雪渓が大規模で、霧の日などは道に迷い易いでしょう。
水たまりは靴が水没する程度のものが幅広の川状になっており、
脇の笹薮に入り込み、笹の上に乗って通過しました。
笹の倒れる向きが反対となる岩内側からの方は苦労したとのことでした。
岩内岳の登り斜面から笹が切れ展望が広がりました。
雲海の上に山の展望が広がり素晴らしい景色でした。
温泉は国民年金保養センターに入りました。
露天風呂もあり、洗い場も空いていて正解の温泉でした。
山歩開始 9:55
中山山頂 11:30
前雷電山山頂 13:30
(昼食)
雷電山山頂 14:00
岩内岳山山頂 15:50
(食事休憩)
リフト終点 16:40
山歩終了 17:30
国民年金保養センター(日帰り入浴)