松倉岩 05 06
武華山の予定でしたが、雨天のため予定変更しました。
衛星画像で雲の動きをみると、西方面がよさそうなので、
小樽の松倉岩に予定変更をと提案し賛成いただきました。
山歩中は曇り空で、小雨に5分ほど会っただけ、
一時青空が出るなど心配するほどのことはありませんでした。
天神浄水場の前の道を車で直進し林道に入りました。
両側から笹が道を狭め先の見通しがないのでちょっと道幅が広がった所に車を置き歩きました。
これは不正解で15分歩いた先にゲート2つと広場がありました。
奥の方のゲートからが本来の穴滝・遠藤山へ向かう遊歩道となる林道です。
高度が上がってくると、林道の脇は雪が残っておりました。
上に行くに従いどんどん多くなり、小樽峠の手前では林道が塞がる状態でした。
標高600mくらいのところですから、やはり今年は残雪が多いようです。
登りの途中で50ccバイクが2台我々を追い越して行きました。
山菜取りかと思いましたが、下りにも追い抜かれた様子では違いました。
なお下りに乗用車1台バイク1台とすれ違い、山中会ったのは計4台、徒歩は我々のみでした。
小樽峠あたりの林道脇には春の花が咲いていました。
峠の先では倒木が放置されておりました。来る人も僅か状態でしょうか。
松倉岩のある山腹の林道では倒木が連続し、一人が靴擦れで待機していることになりました。
そこから3箇所目の倒木が乗り越え困難で、引き返そうとして、たまたま、
道脇に松倉岩神社参道の門柱?の残骸を見つけました。
藪が覆い被さっていましたが、道をたどることにしました。
道はほとんど判別不可能でしたが、歩きやすそうな場所をとにかく上に上がりました。
なんとか木の葉の間から岩影が見えた時は、ほっとしました。
さらに、林の中から岩場に出て、松倉岩を見上げた時は、何故か、感動いたしました。
祠は損壊して跡形もなくバラバラになっており、鉄板製の御幣だけが立っていました。
人を待たせていたので、すぐに下りましたが、合流すると、倒木の上で鈴を鳴らしています。
話では、「(30m程度)後方の倒木の下から動物が覗いたので、しゃがんで覗き返したら向きを変えていなくなった。
向きを変えたとき見た大きさは大型犬より大きかった。顔は正面からは丸く横からはとがっていた。」
きっと、私が鳴らした鈴に追われて、逃げる途中の熊だったのでしょう。
申し訳ないことをしました。
帰りのマリンヒルホテルは800円のところ、キャンペーン中で500円でした。
露天風呂では少しばかり塩素の臭いがありましたが、眺めが良く、
洗い場も余裕があり、休憩所も広く、文句は言えません。
山歩開始 8:30
ゲート 8:45
小樽峠 11:30
参道標識 12:00
松倉岩 12:30
参道標識 12:40
昼食終了 13:00
小樽峠 13:30
ゲート 15:20
山歩終了 15:30