音江山の記録・さっぽろさんぽ

音江山    05 08 28

深川からイルムケップ山を目指しました。 深川スキー場の入口の先にイルムケップスカイラインの入口があり、右折しました。
名前の割りには砂利道で、ところどころ車の底がぶつかりそうな場所があり、実際、数箇所ぶつかりました。
沖里河山山頂下の駐車場で降りてもらい、沖里河温泉まで帰りの車を置くために往復しました。
地図上では近く見えたのですが、スカイラインとはいえ林道に近い状態で、排水対策のためところどころに、溝が横断している道路状態で、予想以上に回送時間がかかりました。
長い時間待ってもらうことになり、恐縮と若干あせりの気持ちでした。
駐車場から階段を上がると沖里河山頂の展望台です。
石狩平野の大展望が広がり見事な景色でした。

沖里河山から無名山へは、まず急勾配の直線道を下ります。
この山塊のコースはずっと忠実な尾根歩きがほとんどで、ジグザグ道がなく、急な直線坂道が何ヶ所もありました。
無名山は麓に無名橋があるところから推定すると、名前が無い山ではなく「無名」という名前の山ではないかと思います。
無名山からイルムケップへの道は荒れていました。
下り始めは見通しが効いたのですが、笹竹の藪になると歩行困難が続きました。
笹の背が高く、下を向くと地面はなんとか見え、道は薄っすら判るのですが、周囲は笹の葉で、前後左右全然見えません。
その薄い道も太い笹竹が密集して道を横断し、歩行と視界の邪魔をします。
最初のコルで、本日の心の準備ではイルムケップまでの往復は無理と、撤退いたしました。

無名山まで戻ってから音江山分岐までの道はいい道です。
あまり、登山者が多く往来している様子がなく、目に映える緑の景色が連続しておりました。
良い山歩コースだと思います。
音江山分岐から音江山方面はイルムケップ同様に近いくらいの藪状態です。

こちらの方は分岐からの距離も短く、往復可能と藪を漕ぎました。
一つコブを超えて笹竹藪を押し進み、頂上直下で一度藪が切れ、再度、小藪を突破して山頂でした。
山頂は藪歩きが嘘のように切り開かれており、そこで、昼食休憩をとりました。
ここで見つけた実ですが、いかにもオオタカネバラの実という姿で、そう決めつけました。

昼食の後、再度藪の中、分岐へ戻り、そこから先は、笹刈りで広いが急な下りが連続しました。
途中傾斜のない道の先に剣山の案内があり、上に向ってまたまた藪漕ぎしました。
ちょっと開かれた場所に出ましたが、山頂標識はなくあきらめて降りました。
下り最終地点の登山口は沖里河温泉から100mくらい麓よりでした。
沖里河温泉「鳩の湯」は休業状態でした。

双方の駐車場の様子から、この日の山中はどうもわれわれだけのようです。
ただし、道中、熊の糞は6ヶ所以上あり、はっきりした鹿の蹄跡も多数あり、人気はないけれど動物の気配は濃厚です。
この山塊での藪漕ぎ部分については、単独行動は避けるべきでしょう。
温泉はイルム温泉「アグリ工房まあぶ」です。
施設は立派で洗い場も多く、すぐ使えました。
ここはスポーツ合宿に使われているようで、各学校の部名が書き出されでおりました。
公園の中をランニングしている学生さんも見受けました。

大谷地出発             7:00
沖里河山山頂駐車場       9:10
沖里河温泉駐車場         8:25
沖里河山山頂駐車場山歩開始  9:50
無名山                10:15
無名山南第一コル         10:40
無名山 戻り着           11:00
音江山分岐             11:15
音江山                12:00  (昼食休憩45)
音江山 分岐            13:15
剣山(?)              13:55
沖里河温泉駐車場        14:30
イルム温泉「アグリ工房まあぶ」 15:30



      道内の山歩 
 

札幌山歩(さっぽろさんぽ) ゆったり山歩で自然と仲間

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